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2017年11月定例会本会議

まちづくり

21世紀の公園像

◆百瀬智之 委員 おはようございます。よろしくお願いします。前半は資料に沿って、素朴な疑問を淡々とお聞きしてまいりたいと思っています。まず資料3なんですけれども、道路建設課にお願いしたいと思います。塩尻鍋割穂高線なんですけれども、新しいバイパスができて、現道はどういう扱いになるかなと。公園の拡幅とは全く関係なかったでしたか、一言いただければと思います。

◎臼田敦 参事兼道路建設課長 公園へのアクセス道路と交差します塩尻鍋割穂高線の拡幅事業につきましては、幅を広げるための新しい道路の新設、バイパス事業でございます。

◆百瀬智之 委員 では公園とは関係なく、やっているということですね。

◎臼田敦 参事兼道路建設課長 広い意味での公園へのアクセス道路にはなります。直接的に東西でアクセス道路に接続する道路という位置づけでございます。

◆百瀬智之 委員 はい、承知しました。次、資料9の常盤上一団地の件です。新しい建てかえ図を見て思ったのが、集会所というのが新しくあるんです。集会所は、今、割とスタンダードに設けられるものなのかというあたり、お答えいただければと思います。

◎村上健一 公営住宅室長  県営住宅の集会所の設置に関するお尋ねでございます。一定規模のコミュニティが生じる団地になりますので、集会所は基本的には設けていくという形で考えております。その中では、県営と市営を共同で使うケースもこれまでありますし、今回の建てかえにつきましては、1号棟・2号棟・3号棟と、順次、建てかえをし、仕上げの段階で新たな集会所を整備していくという形で考えております。

◆百瀬智之 委員 かねてより申し上げさせていただいていますけど、公営住宅もどうやってコミュニティをつくっていくかという視点も大変大事だと思っているわけです。この集会所というのはある場合もあるし、ない場合もあるという感じなんですかね。

◎村上健一 公営住宅室長  全般的に見ますと、基本的には集会所の整備を行っております。

◆百瀬智之 委員 わかりました。ありがとうございます。次へ行きます。資料13の諏訪湖創生ビジョンについて、大きい紙の骨子案のほうですが、今、諏訪湖の水質、大分、改善してきて、泳ぐことができる程度まで改善してきているということであります。今、泳ぐっていうのを、去年も何回か見させていただいたんですけど、ヒシがあったりする中で、なかなか泳ぎたくはないなと思ってしまったんですが、数値的に泳げる程度というのは、どこまで改善されてきているのかという指標があれば、お示しいただきたいと思います。

◎蓬田陽 河川課長 諏訪湖の水質の話でございます。一般的に水質と言いますとCODという数値がありまして、環境基準では、諏訪湖の場合は3ミリグラム/リットルということで、3という数字が環境基準です。28年度末では、50%値ですが4.5ミリグラム/リットルということで、まだ環境基準までは満たしてないということでございます。どのくらいまでCODが下がれば泳げるかという基準はなく、また気持ちの部分もありますのではっきりはしませんけれども、ただ確かに、今、泳がれていない理由の一つには、昔から諏訪湖って意外ときれいではないという印象的なものもあって、なかなか簡単に泳がれる方がいらっしゃらないなという気はしております。

◆百瀬智之 委員 そういうことであれば、イメージ払拭という意味でも目標はあるわけですかね。ここに達するまで水質改善をやっていきますというような目標というのはあるわけですか。

◎蓬田陽 河川課長 一応、環境基準を目標にはしておりますが、5カ年間で水質保全計画というのを立てて、その中で5年ごとにやっております。担当は環境部になるわけですけれども、第7期の湖沼水質保全計画を、今、まさに立てている状況です。平成29年度から5年間の目標でやっていくという予定で計画を立てていると聞いております。

◆百瀬智之 委員 水質も大変大事なファクターだと思いますので、進めていただきたいなと思っています。次にまいりますが、資料16の再来年の第36回全国都市緑化信州フェアなんですが、具体的にどういうことをやるのかということで、まだイメージが沸かないわけですけれども、どうやら期間は2カ月近くあると。この期間、きっといろいろなイベントもやるんでしょうけれども、ほかの県ではどういったことをやっていますよとか、もう少しこうわかりやすくお話しいただけるとありがたいなと思いますが。

◎矢花久則 全国都市緑化信州フェア推進室長 全国都市緑化信州フェアの具体的な内容というお尋ねでございます。全国都市緑化フェアの大きなイベントとしましては、ここに書いてございますように、期間中に開催されます全国都市緑化の緑化祭というのがございます。これは、皇室を招いての植樹等のイベントでございます。あとフェア自体については、花と緑の祭典でございますので、花と緑で会場を飾り上げるというのが大きなものでございます。もう一つ、緑を通じて豊かな暮らしを表現するということで、例えば庭園の出展ですとか、それから花を使ったいろいろな催事もあわせて行っているということでございます。

 先般の八王子フェアがつい最近終わったところでございますけれども、ここにおきましては、各自治体からも庭園の出展をいただきまして、それぞれ自治体の個性、あるいはPRを含めた展示をしているという状況でございます。

◆百瀬智之 委員 次に行きます。資料17の信州の木建築賞に関してお伺いしたいと思いますが、これはいつからある事業でしたっけ。私も大変いい事業じゃないかと思うわけです。最優秀賞と優秀賞とありますけれども、こういったものを受賞したということは、県民の人も、どうやってわかるのかなというか、雑誌とかネットでも出ていたりするのかとか、こういったことを広めていくというのも大事だと思いますから、そういった観点からもお願いしたいと思います。

◎岩田隆広 建築技監兼建築住宅課長 この建築賞でございますけれども、28年度からということで、ことしが2回目でございます。この受賞につきましては、関係者、設計とか工務店の方々にも周知するということで、今回は11月中旬に松本地区で表彰式という形で、去年の表彰式にも100名ほどでしたが、ことしも100名ほどの多くの方々に出席していただきました。この入賞された方々から具体的なプレゼンテーションをしていただくということで、内容の周知を図っております。多くの県民の方々に見ていただきたいというのが主な目的でございますので、ホームページもございますし、関係団体を通じて、できるだけ多くの方々に、木造建築物のよさを知っていただきたいという考えでございます。

◆百瀬智之 委員 ありがとうございました。ということで、資料は終わりたいと思いますが、ここからはまた興味のあるところを少しお伺いしたいと思います。今回、一般質問でもやらせていただきました、公園をテーマにとってお話しさせていただきたいと思います。国土交通省のポンチ絵をもとにお話ししたいと思います。釈迦に説法になりますけれども、ことしの都市公園法の改正に関して、お伺いしたいなと思っております。都市公園法の改正がありまして、公園をめぐる環境というのもいろいろ変わってきたところでありますけれども、ざっと申し上げると、1人当たりの都市公園の面積が、かつて1970年に1人当たり2.7平米だったのが、2012年は10平米ぐらいまで上がってきたということでありますし、また、都市公園の事業整備費というのも、PFI、あるいは指定管理を導入する中において、かつての4分の1程度にまで下がってきて、大分、環境は整ってきているけれども、しかし、公園をめぐってはなかなかにぎわいが出てないんじゃないかとか、さまざまな反省のもとにこういった改正がなされてきたと。とりわけ経営とかマネジメントの観点も入れていく必要があるのではないかということで、今回の改正に至ったということであります。

 まず、資料8の指定管理者の指定について、今回、公園の件も上げていただいています。県有の公園というのは、ここで3つ上げていただいていますけど、大体、県内に幾つあるかというのを教えていただいてよろしいでしょうか。

◎藤池弘 都市・まちづくり課長 県営公園の数についての御質問でございます。現在、長野県が管理します県の都市公園につきましては、全体で8つございます。そのうち建設部が所管するものは6つでございまして、長野市の若里公園、飯田市の風越公園、飯田運動公園、それから松本・塩尻にまたがります松本平広域公園、売木村にございます南信州広域公園、そして安曇野市の烏川渓谷緑地ということでございます。

◆百瀬智之 委員 承知しました。今、お聞きすると、スカイパークもそうですけど、若里公園とか、県有ですから比較的大きいところが多いのかなと思います。小さいところも含めて、市町村の街区公園とかも含めると、大分、長野県にも新しい可能性が出てくるんじゃないかと、私自身は思っています。

 今まで公園というと、とりあえず砂場・滑り台・ブランコを置いておけばよかった。あるいは、ここではボール遊びをしないでくださいというような禁止事項をたびたび設けられていたということであります。ここにメスを入れていこうということで、今回の都市公園法の改正では、5つ、大きな項目があるようでして、1つには公募設置管理制度の創設、2つ目にPFI事業の設置管理許可期間の延伸と、3つ目には保育所等が設置できるようになったということです。4つ目の公園の活性化に関する協議会の設置については、一般質問でもやらせていただきました。一般質問のときは、南池袋公園を例に出させていただきましたけれども、町会や隣接地権者らが集まってそういう協議会ができるようになったということで紹介させていただきました。5つ目に都市公園の維持修繕基準の法令化ということであります。

 一般質問でこの協議会をやったんですが、今回、もう一個、おもしろいのかなと思ったのは、この公募設置管理制度という中において、マーケットサウンディングがどうも予定されているらしいということです。清沢委員に質問していただいたところの関連になりますけれども、今回の資料8における烏川渓谷緑地は、隣接する国立公園を管理していたところ、引き続きで公募に応じたのはこの1者のみだったというような御回答もいただいていました。私もそのときは、ああそうなんだと思ったんですが、実は、よく考えれば、本当はもっと多くの事業者さんに手を上げていただきたいし、あるいはもっとさまざまな可能性もあったんじゃないかなと、私自身は思ったんです。これから、烏川に限らずこういった公園で、ああいうことをやりたい、こういうことをやりたいという中において、このマーケットサウンディングで事前のすり合わせをやることができてくるんではないかと思っています。このマーケットサウンディングとはいかなるものか、少し御説明いただけるとありがたいと思います。

◎藤池弘 都市・まちづくり課長 マーケットサウンディングについての御質問でございます。委員お話しのとおり、現在、マーケットサウンディングの手法を用いて公園の活性化を図ろうという動きが全国で始まっております。従来、公園の施設につきましては、先ほどお話もありましたとおり、公園が安全に使用されるということですとか、それからいろいろな苦情といったことに対して、全国的に、公園管理者にとってできるだけ問題がない、あつれきが少ないのが公園管理の理想となってしまいまして、ノーと言うのが仕事というところが蔓延してきたのが実態ということです。

 しかし、今、国土交通省さんの提唱のもと、公園をもっと本来の形に活性化していこうという動きが、全国で巻き起こっております。そういった中で、マーケットサウンディングなんですけれども、従来から公園の設置許可という制度がございます。法令第5条ということで、民間事業者による公園施設の設置・管理というものがございまして、有名なところでは、富山にございます世界一美しいスターバックスと言われているようなああいった公園の施設を民間が設置するというものがございます。そういうものについては、これからはプロポーザルを行いまして、提案していただくという制度化を、今回の法改正にあわせてやってきたわけなんです。その中でもっとさらに進めまして、マーケットサウンディングでは、アイデアそのものを募集すると。このエリアにおいてどういった事業を行ったら、公園のために一番よいかということを、民間の事業者の方から御提案をしていただくという制度ということで認識をしております。

◆百瀬智之 委員 このマーケットサウンディング、法律改正があってもなくてもなのかわかりませんが、先進的な自治体では幾つか取り組んでおられるようです。例えばですけれども、横浜市は市の全都市公園を対象に、民間事業者等との対話により公園のにぎわい創出、魅力向上を図る事業手法等のアイデアを募集するマーケットサウンディングを実施しているということで、何の事業をやるのかとか、公園名をどうするか、地元との調整はどうなっているのかというあたりをやっているということでありました。こういうのが長野県内でも、これからは幾つか出てくるんではないかなという期待も込めて思っているわけなんです。

 それには、公園一つ一つとっても、この信州スカイパークであれば、スカイパークなりの経緯とか、風土、特色がありますし、烏川渓谷にもそれなりの経緯や特色があって、長野県が持っている公園が、今、どういう状態にあって、これからどういった形で公園をやっていこうかという、諏訪湖創生ビジョンみたいな、この公園のあり方ビジョンみたいな計画が、私はあってもいいのではないかなと思うわけなんですけれども、いかがでしょうか。

◎藤池弘 都市・まちづくり課長 公園の今後のあり方におけるプランということでございますが、現在のところ、そういった書き物としては持っておりません。ただ、今、さまざまな方々とお話ししておるのは、もっと公園を利用していただくと。国の課長さんの言によると、使い倒すという言葉がありますけれども、ただきれいに使っていくということではなくて、もっと大勢の人に集まっていただくような公園、それも民間の活力を導入しながら、地域の住民の皆さんと一緒にお話をしながらやっていくという公園でございます。先日の一般質問でも知事からお答えをしたとおり、公園そのものが観光の施設としてもなり得るようなもの、拠点となり得るようなものに活性化していかなければならないと考えてはございます。

◆百瀬智之 委員 ぜひこの公園をどうするかっていう全体的なプランをつくっていただきたいと思いますし、それに際しては、ぜひ信州スカイパークあたりを基幹的なものとして、取っかかりとしてやっていただければなと思っております。

 前回、ポートランドということで一つ引き合いに出させていただきました。世界一住みたい町ということで、今回、後半戦ということで、またお許しいただきたいわけなんです。公園づくりも大変進んでいるところでして、本会議で申し上げたことは、例えば公園で見れば、市の12.6%が公園の面積になっていて、パートや季節労働者を合わせると3,000人の雇用を創出しているということでした。これも、1903年に公園のマスタープランというのがあって、それを策定したことに基づいて、100年以上の時を経て今の姿になっているということでありました。

 私自身もこの市街地を歩いて回ったんですけれども、大変公園の数も多いなということと、もう一つは、その公園ごとに大分特色が違うと。一つには、瞑想したり、読書をしたりするような区画、公園もあれば、また別のところでは、噴水が出ていて、子供たちが遊べたりするようになっていると。おもしろかったのは、水が下から出るようになっているんですけど、これはひざのところまで行くとまた下がって、上がったり下がったりを繰り返すというような仕掛けもあったり、細部までなかなかこだわりがあるんだろうなと思っています。

 もう一つには、ポートランドの中心市街地には、例えば松本市で言えば花時計公園みたいなところに、ディレクターズパークというのがありまして、そこでおもしろかったのが、ここが一つディレクターズパークだとすると、この脇のところに、当然、道っていうのがあるんですけど、イベントをやるときは、この道は封鎖するようにできていると。フェスティバルストリートと言われていて、ここに人がバァーッと集まったときは、隣のビルの壁面に大型のスクリーンが設置されて、そこでライブとか、スポーツ観戦とかやって、ここは車とか関係なく人がにぎわえるような場所になっているというのは、なるほどなと思ったところであります。

 前回も、もしかしたら御紹介申し上げたかもわからないですが、もう一つパイオニア・コートハウス・スクエアというところがあって、そこは、昔、2階建ての駐車場だったんですが、そこを10階建てにするといったときに、中心市街地に駐車場はもう要らないんじゃないかと、車がどんどん入ってきてしまうぞということで、市が買い上げると。そのときに市民の寄附を募って、多くの寄附が集まったというような広場もありました。

 そこで思ったのが、今、松本市としても、この中心市街地に自動車があまりにも入ってくるのはいかがかということで、抑制をうたっています。それに際して、どうやって抑制をやっていくかということでいろいろあるわけなんです。例えば、中心市街地においては、公営駐車場の料金を引き上げるというのも、施策の一つで大事になってくるんじゃないかと思っていますが、一方で、この公営駐車場だけ高くても、例えばそこに空き地があって、駐車場が民営でどんどん安いのができていっては、全然、策としてはうまくいかないだろうと思っています。中心市街地の空き地等々を、どうやって公共性の高い公園とか、あるいは緑地に転換していくかっていうことは、大変大事な視点だと思うわけなんです。

 そうした折、耳に挟んだのが、この森林税の一部を使って、市街地の小規模な空き地も緑地化できるようにということで、今、考えられているということなんです。この件に関して、どういった考えでやられているのかというのを、もしわかればお伺いしたいと思います。

◎藤池弘 都市・まちづくり課長 森林税を活用した都市緑化の施策についてのお尋ねでございます。委員御指摘のとおり、現在、本県におきまして、森林税の用途につきまして御議論いただいているところです。先日も、案につきまして、県民の皆様、また議会の皆様に御説明した中で、私ども建設部との所管する中では、都市緑地について支援をしていきたいと考えてございます。これにつきましては、今、御指摘もありましたとおり、例えば空き地といったものを緑化する際に、県で補助をしていくというような制度を考えてございます。実は、国による今回の都市緑地法の改正におきまして、市民緑地制度というものができております。これにつきましては、例えばNPO法人等が空き地を緑地にする場合、固定資産税の減免ですとか、整備に関する補助といったものがございます。しかしながら、この制度が大分規模の大きなものを対象にしているということがございまして、なかなか使いづらいんではないかということで、私どもとしては、さらにそれよりも規模の小さなものにつきまして、県として支援できるものができないかなということで、現在、検討を進めているところでございます。

◆百瀬智之 委員 ぜひ進めていただきたいと思いますし、とりわけ町なかにおいては、小さいスペース、あるいは空き家一つ一つも大事にして、どうやってリノベーション、あるいはコンバージョンしていくかという視点も大事だなと思っています。大変手前みそなんですけれども、私、確か半年前に立地適正化計画について申し述べさせていただいて、それに際しては、居住をここに集めていきましょう、商業施設も集めていきましょうという地域については、空き家対策もそこに連動させてやっていくような施策が必要じゃないかと申し上げたところでありますが、12月5日の信濃毎日新聞に載っていたんですけれども、今、国土交通省でも、それを考えていただいているようだと。市町村がそれをうまく仲介できるような仕組みをつくって、それを全国展開する、2018年度にも新設する方針だということが載っておりましたので、今、質問ということではないんですけれども、また来年以降、どんな進捗かもお伺いしていこうと思っております。

 ということで、今回は公園について聞いてまいりました。最後、部長さんにお伺いしたいと思います。前回は、世界一のまちづくりをぜひやっていただきたいということでお願いしたわけですが、今回は、世界一とは言わずとも日本一の公園づくりなら長野県もやっていただけるんじゃないかと思いますし、ぜひ目指していただきたい。今、お話しいただきましたこの富山の公園、あるいは南池袋の公園もありますし、上野の公園というのもあります。長野県の公園といったときに、我々の思い浮かべる公園が、多分、今のところだと県民それぞればらばらになっちゃうと思うんです。私自身は、県の取り組みとしてこれをやったということで、信州の公園といったらスカイパークだなと。いや、ほかの公園でもいいんですが。スカイパークだなというようなことで、代表される公園を一つ真剣に取り組んでいただきたいと思うわけなんです。日本一の公園づくりに取り組まれる思いがあるかどうかということを、建設部長に最後お伺いして、終わりたいと思います。

◎油井均 建設部長  長野県の公園に関する御質問でございます。委員御指摘のとおりだと思っておりますが、私ども、振り返りますと、長野県が緑に恵まれているせいか、町の中に公園をつくろうという県民の意識が非常に希薄な県でございます。その証拠に、人口集中地区内の都市公園面積は2.7%ということで、全国順位も36位という低い状況にあるわけでございます。それに輪をかけるように、第二次世界大戦中にあまり戦災を受けなかったということで、計画的な都市計画、まちづくりがなされてこなかったという歴史的な背景もバックにはあると思っております。

 今回、私ども、5か年計画のプロジェクトをいろいろ知事と議論していく中で、知事からもそういう問題意識がございました。中心市街地を魅力的なものにするにはどうしたらいいのかという話の中で、人だまりの一つの手段として公園というのはあるだろうということで、今回、森林税を活用して町なかの森の整備ということでお願いをしているところであります。

 松本平広域公園は、信州の中では象徴的な公園の一つでありますし、都市緑化フェアを契機にして、もっともっと親しまれる公園にしていかなきゃいけないということで、これにつきましては、本会議において委員の質問に対して知事から御答弁をさせていただいたところであります。

 他地域に比べるとなかなかその公園というのが非常に遅れているわけでございますけれども、長野県の中にも、実は小諸市には、小諸市停車場ガーデンという、駅前のところに、まちづくりの中でNPOがずっとやってきた公園がございます。ここは年に何回もイベントが行われて、非常に市民に親しまれる公園になっているということで、これは先駆的な事例になるんじゃないかと思っています。こういったまちづくりを通じて、人が集えるような中心市街地をつくるということが、一つ大事だと思っております。世界一とまではいきませんが、長野県の地の利を生かして、日本一の公園づくりに今後、取り組んでまいりたいと考えております。