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本会議(7月7日)委員長報告

7月3日〜5日にかけて農政林務委員会が開かれました。これを受けた7月7日の本会議では、以下の文面にて概要報告をしています。

農政林務委員会に付託されました、議案及び請願、陳情に対する審査の経過と結果について御報告申し上げます。

知事提出議案につきましては、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決又は承認すべきものと決定し、請願、陳情につきましては、書面で御報告申し上げたとおり決定いたしま した。 なお、審査の過程におきまして、議論されました主な事項について申し上げます。

初めに、農政部関係についてであります。農政部からは、4月の凍霜害による果樹等の被害に関して、引き続き被害状況を把握するとともに、被害を受けた農業者が、今後も意欲をもって営農を継続できるよう、必要な支援策を検討していくとの説明がありました。委員からは、凍霜害を防ぐために必要な設備投資やセーフティーネットの加入に対する支援に取り組んで欲しいとの発言や、昨今の気候変動を踏まえ、温暖化に適応した品種の開発などの試験研究を行うべきとの意見が出されました。

このほか、家畜飼料や農業用資材等の価格高騰の影響を受ける農業者への支援などについて、議論が交わされたところであります。

次に、林務部関係についてであります。委員からは、花粉症対策として、スギ花粉の発生源となるスギ人工林の伐採と植え替えを促進するための取組について質問が出されました。 林務部からは、今後、県内においても花粉の少ないスギ苗木の生産が開始される見込みであるほか、植栽など、再造林に係る支援の拡充等により、スギ人工林においても主伐・再造林を進めていく、との答弁がありました。

また、委員からは信州F・POWERプロジェクトの状況について、詳しい説明を求める意見が出されました。このほか、林業就業者確保の具体的な方策など、様々な議論が交わされたところであります。

以上をもちまして、委員長の報告といたします。