長野県新年度施策/観光部
【長野県新年度施策/観光部】
新年度予算施策、本日は私が注目する観光部関連事業を3点ピックアップしてみました。
① サステナブルなインバウンド観光地づくり推進事業(新規事業)
海外の高付加価値旅行市場等をターゲットにする。世界の潮流である持続可能な観光の取組みを進めるため、国際認証の取得等に取り組む意欲ある地域を支援。
→ついに観光地も意欲とやる気が問われる時代。国際認証を取得して、サステナブルツーリズムで一歩リードするのはどの地域になるか。あわせて、コロナ禍で温めていたアドベンチャーツーリズムの行方にも期待がかかる。
② 観光地域パッケージ型インターンシップ促進事業(新規事業)
宿泊、DMO、アクティビティガイド、交通等、総合産業としての観光業の特徴を活かしてインターンシップを実施。つながり人口の増加や信州ファンの獲得を図る。
→若女将やマネージャー密着体験、新たな観光商品開発など、魅力ある体験の数々が学生たちを待っている。県には、つながり人口や信州ファンという表記にとどまらない、学生たちを信州のトリコにする気合いを持って取り組んでもらいたい。
③ 「Japan Alps Cycling」ブランド構築事業
この春からいよいよ本格始動。来月は全県一周ルートがお披露目される予定。4月には東京ビッグサイトで開催される日本最大の自転車ショー「サイクルモード TOKYO 2023」への出展が見込まれるなど、新年度の動きが注目される。
→観光部所管ではあるが、文化形成、地域づくりの観点からの掘り下げが必須。担当課には自転車政策の担当者をfixしてほしいと改めて要望したが、将来的には愛媛県のように自転車政策にかかる専門課を配置すべきだと考えている。