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長野県新年度施策/林務部

新年度予算関連施策、本日は林務部関連から注目の事業を3点ピックアップしてみました。

① 林地残材有効活用推進支援事業(新規事業)

主伐後の再造林・保育作業の軽減を図るため、伐採時に搬出されなかった枝条等の林地残材を木質バイオマス施設等に供給するための搬出に係る経費を支援。

→丸太の部分は使えるけど、枝や葉っぱはいらないやーと言って林地に放置された残材は植樹作業などの支障となり、山火事を誘発するとも言われる。将来的にはこのような補助金がなくとも、山に残材が残らないような施業を促進していきたい。

多様な林業の担い手確保育成事業(新規事業)

多様な人材を林業への新規就業につなげるため、兼業者の雇用や職場環境改善等の取り組みを行う林業事業体を支援。

→林業の中核的担い手をはじめ、林業人材の確保・育成に関する施策の充実度は全国トップクラス。今後は県外の就業希望者や学生、移住希望者への働きかけをさらに強化してもらいたい。

③ 森林サービス産業総合対策事業(新規事業)

山村地域における経済循環や関係人口の増加を図るため、様々なアイデアでビジネス展開する森林ベンチャーの支援など、森林空間を健康・観光・教育等の多様な分野で活用する森林サービス産業を振興。

→所有者による管理が困難な森林をソロキャンパーや移住者に貸し出す「森のレンタル」!林内にマウンテンバイクコースを整備し、ツアー企画でビジネス展開!など、使われていない森がどんどん活用されていくことに期待。